うつ病になりやすい方は、予防をしっかりしよう

うつ病を知る

うつ病とは、どんなもの

誰でも日常生活で、嫌なことがあれば落ち込んだり、気持ちが沈んだりすることがあると思いますが、多くの場合、落ち込んでも何か楽しいことがあれば、気分が晴れるものです。一方、うつ病は「物事に対する関心や取り組む意欲失せて何もやる気が起きない状態が一日中二週間以上続く症状」を言います。この状態が続くと「眠れない」「食べられない」など、日常に大きな支障をきたすこととなります。20歳以上の人の約7.5%が一度はうつ病を経験したことがあると報告されています。うつ病の基本的な治療は健康保険の対象となり、支払う金額の3割負担となりますが、これが長引くと患者さんの大きな負担となってしまいます。そんな患者さんの不安を少しでも和らげる公的負担があることをご存じでしょうか。

必要な治療費は少なめに

先ほども述べたようにうつ病の基本的な治療費は健康保険適用で三割負担になりますが、治療期間が長引けば長引くほど、治療費の負担は大きくなります。そんな中、治療費に関して一部を公費で負担する、自己負担が軽減される制度があります。患者さんの治療費を軽減する制度として、「自立支援医療費制度」があります。障害のある患者さんが継続して必要な治療を受けられることを目的として設けられた制度です。市町村が窓口となり、医療費の自己負担額が原則として1割に減額されると同時に、所得に応じて支払う額に上限が設けられることになります。こうした公的支援を活用することで、より一層うつ病治療に専念できる環境を整えていきましょう。